美容外科の看護師の仕事

美容外科の看護師の業務は、診察・診療補助をはじめ、脱毛器や美顔器などの操作が含まれる。整形手術の際には、患者の介助や医師のサポートを行う。その他、美容外科特有の様々な雑務も業務に含まれている。例えば、専任カウンセラーがいなければ、患者からの美容相談を受けたりする。看護師は患者にとって最も身近な存在となるので、場合によってはドクター以上に中心的な役割を果たすものだ。

美容外科の看護師は、准看護師以上の資格が必要である。求めれる看護スキルに関しては、通常の医療機関で必要なレベルだ。美容医療は病気医療とは異なるが、患者をケアする姿勢はどちらも変わらない。診療科の看護師が現場で専門スキルを身につけるように、美容外科でも美容関連のスキルが身につくのだ。特に美容外科では患者に対する、精神的なケアが大切になると言える。

看護師の仕事の流れとしては、出勤後に開院準備に入る。一般的に10時ごろから受付がはじまり、看護師も受付業務に加わったりする。お昼休憩は長めにとる美容外科が多く、ゆっくり体を休めることができるのだ。午後から夕方にかけては患者が増えるので、休憩は交代で取るようにしている。日勤であれば遅くとも夜7時には業務が終了し、片づけをして帰宅する流れとなるのだ。勤務日については病院とは違い、土日や祝日が含まれるのが通常だ。それでも、急患対応などは殆どないので、希望休を取得しやすくなっている。